木村雄太選手は秋田経済法科大付属高校から東京ガスを経て2009年から2016年まで千葉ロッテマリーンズで活躍したプロ野球選手です。木村雄太選手がアマチュア時代の2007年に木村選手が高校時代から一部球団から栄養費という名目で金銭授受が行われていた事が発覚しています。金銭授受が行われる背景には当時ドラフトに自由獲得枠といって選手側が入団する球団を決める事ができる制度がありました。そのため獲得したい選手に入団してもらう為に一部球団によるアマチュア選手への金銭授受が行われていたのです。
アマチュア選手への金銭授受の問題は2004年にも発覚しており、この時に自由獲得枠は2枠から1枠に減らされました。その後2007年に木村雄太選手への金銭授受が発覚した為にアマチュア選手への金銭授受の原因となる自由獲得枠を廃止する事が決まりました。これによって2007年ドラフトから自由獲得枠は廃止されて1巡目指名のみ重複した場合に抽選を行って2巡目以降はウェーバー方式で指名していく方式に変更されました。
木村選手は栄養費問題によって日本野球連盟から一年間の謹慎処分を受けましたが、2008年に謹慎が解かれるとその年の秋にドラフトで指名されて入団しています。