巨人の高橋由伸監督の入団経緯を知ると、巨人及びプロ野球界の嫌な所が見えてきます。高橋由伸監督は慶應大学時代に大活躍し、多くのプロ野球球団が獲得を狙う強打者でした。当時は入団したい球団を自ら選ぶことができる逆指名制度があり巨人へ入団しました。逆指名会見の表情は暗く、重い空気が会場を覆ったのです。これには理由があります。
実は巨人入団の経緯には、高橋由伸の父親の借金が関係あるからです。当初はヤクルトと相思相愛で逆指名するのはヤクルトだと言われていました。しかし、巨人を逆指名しています。逆指名の会見前に、高橋家では家族会議が開かれています。しかもこの会議は約8時間にわたり、深夜3時ごろまで続いています。当時不動産業を営んでいた父親の重衛氏が家のために巨人に行ってくれと説得していたというのです。理由は不動産の土地が焦げ付いて、莫大な借金を抱えていたと言われています。
その借金の金額が60億円であり、巨人が肩代わりする代わりに入団することを迫ったのです。結局、父の親の説得に応じる形で巨人に入団しています。しかし、そんな経緯があったので当時の逆指名会見での表情は暗かったのです。また、現役を半ば強制的に引退し監督に就任した理由もこの入団経緯にあると言われているのです。監督就任1年目の成績は優勝できず、2年目も苦しいシーズンになった高橋監督です。