日米のプロ野球 日本一と世界一の決め方が違う
日本のプロ野球は、セ・リーグとパ・リーグがあり、日本一を決めるためにはそれぞれのリーグで3位と2位の勝者、そしてその勝者と優勝チームがクライマックスシリーズを争い、そこで勝ち上がったチームが日本シリーズに出場します。
試合は、7回戦制で先に4勝したチームが優勝し、日本一となります。
また、日本シリーズで最も活躍した選手には日本シリーズMVPが贈られ、表彰されます。
アメリカのメジャーリーグは日本よりかなりプロ野球チームの数が多く、ア・リーグ及びナ・リーグがそれぞれ3つのリーグに分かれて優勝を争います。そして優勝したチームはクライマックスシリーズの一回戦に出場します。
残り1チームはワイルドカードと言って、それぞれのリーグで最も勝率の高かったチームがクライマックスシリーズへの出場権を与えられます。二回戦はすなわちリーグの優勝チームの決定戦です。これに勝ち上がったチームがリーグの優勝チームとしてワールドシリーズに出場することができます。
ワールドシリーズは7回戦制で4勝したチームが勝ちです。広いアメリカ・カナダが舞台となりますので、ホームとビジターではチームに与えられる雰囲気も違います。ですから、ホームの試合では確実に勝っておきたいところですが、勝負の行方はやってみなければわかりません。
ワールドシリーズで最も活躍した選手にはワールドシリーズMVPが贈られます。
これはメジャリーガーにとってはとても名誉あることです。