プロ野球選手 ダルビッシュ有
ダルビッシュ有は大阪府羽曳野市出身のプロ野球選手です。イラン人の父親を持つハーフです。東北高校から2004年のドラフト1位指名で北海道日本ハムファイターズに入団し、ポスティングシステムを行使し、2012年からはメジャーリーグのテキサス・レンジャーズに所属しています。
東北高校3年次の選抜甲子園では熊本工業相手にノーヒットノーランを達成するなど、当時から世間の注目を集めたダルビッシュですが、未成年にも関わらずパチンコ店で喫煙していたことが週刊誌の報道により発覚し、謹慎処分に処されるなど、当時の素行はあまりよくありませんでした。
しかし、プロ入り後に度重なる故障などを経験したことにより本人の中で危機感が芽生えました。徹底した自己管理とトレーニングで瞬く間にリーグを代表する選手に成長しました。2011年オフにポスティングシステムを行使しメジャーリーグの移籍を目指すと、ストーブリーグではアルバート・プホルスらと並ぶ目玉選手として争奪戦になりました。
活躍の舞台をアメリカに移した後も、貪欲に野球に関わる研究を続け、自身の経験や知識から日本球界への提言も数多く行っています。そこにかつての不良少年の面影は全くありません。